こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
頭蓋仙骨療法士の上津希美乃です。
私はcovid-19によるパンデミックがやってくる前までは、バンコクにある理学療法治療院であるRENEスパで、1か月半に1回位の割合で、「頭蓋仙骨療法」の出張施術を行っておりました。
タイにお住まいの邦人の常連様も何人かいらっしゃったので、その後の体調などがとても心配でありましたが、RENEスパの店長さんからは、テレワークが続き不調を訴えられる方や、日本に帰国されてしまった方も多いと聞いております。
タイではコロナ禍での規制が日本よりも厳しく、RENEスパもお店の営業ができない期間がかなりあったそうですが、今は少しずつ元の姿を取り戻しつつあるようで、外国人の入国規制も徐々に緩和されててまいりました。
RENEスパには、頭蓋仙骨療法の問い合わせも時々あり、常連のお客様の中には私の施術を心待ちにしてくださっている方もいらっしゃるとのことなので、できるだけ早く日程調整をしてタイでの出張施術も以前のように行えるようにしていきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、私が行っております「頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラル)」については、聞いたことがないという方も多く、何やら怪しい療法のように思われている方もいらっしゃるようですので、このサイトをお借りして、頭蓋仙骨療法のすばらしい効果についてご紹介していきたいと考えております。
すでに、
① 頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラル)って、いったい何なのか?
② 頭蓋仙骨療法は脳脊髄液の循環を良くする
ということについて、ご説明させていただいておりますが、続けてご紹介していきたいと思います。
まるで呼吸するように動いている頭蓋骨
すでに頭蓋骨の構造等についてはご紹介しておりますが、もう一度復習の意味でお話したいと思います。
頭蓋骨というのはヘルメットのように1枚の大きな骨でできているわけではありません。
頭蓋骨は大小さまざまな骨がまるでパズルのようにつなぎ合わさってできているんですよ。
頭蓋骨には、脳頭蓋と呼ばれるものと、顔面頭蓋と呼ばれるものがあり、私達の顔の部分も実は頭蓋骨の一部になるんです。
15種類23個の骨が、ジグソーパズルのようにつなぎ合わさってできています。
そして、頭蓋骨には注目すべき場所があるのです。
それは「縫合(ほうごう)」と呼ばれる部分であり、頭蓋骨に走っているヒビのような線です。
縫合は、骨と骨の繋ぎ目に当たり、この縫合が頭蓋骨をゆがませてしまうのです。
縫合は、日常生活のちょっとした癖や、ストレスなどがきっかけで簡単に歪んでしまうんです。
縫合が歪むことにより、頭痛や肩こり、不眠症などさまざまな不調を招いてしまいます。
縫合は関節の一種になるのですが、実は自分の意思では動かすことができないんです。
けれど・・・以前にご紹介しましたが、頭蓋骨は「第一呼吸」呼ばれる、呼吸するようにわずかに動いているんです。
縫合の0.05mmの隙間が、息を吸うときにユルみ、息を吐くときに締まります。
この動きが正常に行われていると、身体の健康は保たれますが、縫合が硬くて締まってしまったり、動かなくなってしまうと、たちまち身体の不調が出てくるんです。
というのは、頭蓋骨の周辺には、全身につながるたくさんの血管や神経が張り巡らされています。
そして、頭蓋骨全体が動くことで、脳の血管や神経の流れを促しているのですが、頭蓋骨の動きが悪くなると、周囲の血管や神経は圧迫されてしまいます。
このことにより、血流や神経の伝達、さらにこの後説明する脳脊髄液の流れがスムーズにいかなくなり、不調を招いてしまうのです。
また、脳神経は自律神経へと繋がっていますので、頭痛や肩こり、不眠といった全身の不調にもつながってきます。
肩こりや腰痛、頭痛や片頭痛、自律神経の乱れ、不眠症等を訴える人の頭蓋骨を触ると、頭蓋骨がガチガチに硬いのがわかります。
これは縫合部分が硬く締まってしまい、頭蓋骨が委縮してしまっている証拠なんです。
このような方は、自分の意思では動かすことができない部分だからこそ、頭蓋仙骨療法により、頭蓋骨の動きを助けてあげることが必要になってきます。
是非、頭蓋仙骨療法により、本来の頭蓋骨の動きを取り戻し、快調な毎日を送っていただきたいと思います。
脳脊髄液の流れを良くすることが体調を良くする要!!
さて頭蓋骨がちゃんと動くことと、もうひとつ大切なことがあります。
それは、脳脊髄液がきちんと入れ替わっているかどうかということです。
脳脊髄液というのは、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、身体を健康に保つ上で、血液やリンパ液と同じくらい大切な体液になります。
脳脊髄液は、脳と脊髄を包んでいる硬膜という膜の中を流れれている半透明の液体です。
分かりやすい例えを出しますと、脳を豆腐だと思ってください。豆腐のパックの中には水が入っていて豆腐が潰れないようになっていますよね。
このパックの中の水のように、脳脊髄液は、外部の衝撃から脳を守る役目があるんです。
また、脳脊髄液には脳や脊髄に栄養を運び、老廃物を回収するリンパ液のような働きもあります。
脳脊髄液は、脳から仙骨までを循環しており、個人差はありますが、24時間で4回ほど入れ替わっていると言われています。
この脳脊髄液の循環をスムーズに行うために、頭蓋骨はまるで呼吸をするようにわずかに開いたり縮んだりと動いているのです。
脳脊髄液の循環がスムーズに行われている時は、脳や脊髄に栄養が行きわたるため、身体は健康に保たれます。
けれど、頭蓋骨が動かなくなると・・・頭蓋骨の動きのリズムにより循環している脳脊髄液はたちまちその流れが滞ってしまい、その結果、頭痛や腰痛、身体のだるさなどさまざまな不調が生じてくるのです。
さらにさらに!!
脳脊髄液の流れが滞ると、お肌にも影響が出ますよ~
新陳代謝が悪くなるため、老化やお肌のトラブルに影響がでちゃうんです。
なので、脳脊髄液の流れがスムーズになると体の不調が解消されるだけでなく、つややかな肌も手に入れることができちゃいますよ!
無意識のうちに頭蓋骨はゆがんでいる
頭蓋骨が歪むといってもあまりピンとこないと思いますが、お顔の歪みだと悩まれている人も多いのでは?
お顔も頭蓋骨の一部になるので、お顔が歪むということはつまり頭蓋骨が歪んでいるってことになります。
頭蓋骨がゆがむ原因は、大きく分けて3つあります。
体の使い方に偏りがある
1つは、身体の使い方に偏りがある場合です。
例えば、
バックをいつも同じ側で持っている、
財布をいつもどちらか一方のポケットに入れている。
ほおづえをつく癖がある
片側の歯でばかりものを噛む
等です。
また、長時間立ちっぱなしだったり、座りっぱなしだったり・・・と、同じ姿勢で仕事をしたりしている人も要注意です。
同じ姿勢を繰り返すことで、筋肉がこり、筋肉を包んでいる筋膜を通して頭蓋骨へ伝わり、頭蓋骨をゆがませてしまうケースもあります。
精神的なストレス
2つめの原因は、精神的なストレスを受けることです。
ストレスは筋肉や血管を緊張させますが、頭蓋骨も緊張させるるんですよ~。
ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れるため、頭蓋骨を覆っている硬膜の張りが強くなります。
すると、頭蓋骨の自然な動きが妨げられてしまいます。
内臓へのストレス
3つ目の原因は、内臓へのストレスです。
暴飲暴食などで内蔵に負担がかかると、中枢神経を通じて頭蓋骨へと影響を及ぼし歪みへとつながります。
頭蓋骨のゆがみを直すには頭蓋仙骨療法が最適
なかなか体のくせを意識的になくしたり、ストレスのない生活を送ることは至難のわざですよね~
そこで、効果的なのが頭蓋仙骨療法なんです。
頭蓋骨のゆがみなら「骨気(こるぎ)」がいいんじゃなの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あえてはっきり言います!!
コルギを受けるのは止めてください!!
コルギは民間療法であり、頭蓋骨の縫合を強引な力で無理やり締めてしまう施術になります。
そのため、施術中に痛みもともないますし、その後頭痛やうつ病を発症するなどのトラブルが続出しており、実際、数件のコルギサロンが訴えられて裁判沙汰になっています。
普通なら緩めないといけない縫合を、あえて無理矢理締めるのですから、様々なトラブルが現れて当然です。
反対に頭蓋仙骨療法は、アメリカの医師により医療体系化された安全で安心な施術になります。
0,05gとも言われる、フェラリータッチで頭蓋骨を緩めていくため、一切痛みはありません。
頭蓋骨を緩めると、まるで頭蓋骨が膨張してお顔が大きくなることを想像される人がいますが、とんでもありませんよ~
頭蓋骨の中で滞っていた脳脊髄液やリンパ液、血液などの流れがスムーズになるため、大きくなるどころか、自然とお顔は小さくなります。
私が行う施術は、頭蓋骨を緩めてゆがみを改善する頭蓋仙骨療法に、首から肩、背中の筋肉を上津式筋声弛緩法というオリジナルの整体により緩めていきますので、肩こりや背中のコリ、腰痛が改善するという効果も望めます。
さらにダイエット効果をご期待される方には、頭蓋骨だけでなく、骨圧法といって関節を緩める施術と筋膜リリースをプラスした「頭蓋骨ダイエット」等も行うことができますよ。
詳しくは、RENEスパにお問い合わせくださいね。
では、次回も続けて頭蓋仙骨療法についてご紹介していきたいと思います。
ということで、頭蓋仙骨療法士の私は、今後も、1ヶ月半若しくは2ヶ月に1回の割合でバンコクを訪れて、RENEスパにおいて、慣れないバンコクで暮らされ体調を崩された日本人の皆様に、免疫力、治癒力、神経系の3つに効果的に働きかけることができる「頭蓋仙骨療法」をご提供させていただき、様々な不調を改善するお手伝いをさせていただきたいと考えております。