子育て中には様々な環境の変化がやってきますね。
駐在の方ならば、引越し・転校・編入・転勤はセットになっているし
日本にいても、子どもは入園・入学・卒業・転校は皆が通る道です。
そんな環境の変化時に子ども・親はどのような反応・対応になっていますか・・・
タイは長期ロックダウンにより教育機関はクローズでリモート授業
学習の遅れも発生していることから、お母様とお子様のみ帰国というご家庭が多いようです。
そうせざるを得ないことと思います。
日本はなんだかんだと言いつつも教育機関は完全閉鎖にはなっていないですし
休日は通常に出かけているご家族も多いようです (東京・神奈川友人情報)
しかしながら、お父様と離れての生活は色んな面で大変なことも多いこと想像します・・・
大変な時こそ、気持ちの持ちようがとても重要になってくるので
(ユーモアある Positive thinking 積極思考 = なんでも前向きに物事を考えればそれは実現し人生はうまくいき、物事の良い面を見ようと努め、ポジティブな姿勢を保ち、「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す思考法)
特に心配なことはお子様の編入や転校ではないかと思い、今回のテーマにしてみます。
大人でも職場が変わったり、引越しはとても緊張しますしストレスもかかる出来事です。
なので子どもが同じような環境の変化時に、経験済みの親は「こうなるかも・・・ああなるかも・・・」と、心配がつきないないものです。
不思議なもので、親の心配度が強いと子どもの不安度は比例することが多いです。
有名なアメリカインディアンの教え にもあるように
親の接し方を子どもは反映します。 多くの親子をみてきて本当にそうなんですよ。
幼稚園・保育所あるあるなんですが、子どもを変えたい時は子どもへのアプローチよりも
親へのアプローチを進めていくことの方が早道となることが多いです。
自分を生んでくれた、自分を誰よりも愛し守ってくれる人の気持ちを信じるに決まっています・・・
以心伝心な訳ですから。
大人の不安と子どもの不安は少し違っていて、それは経験のある不安と経験の無い不安です。
経験の無い不安 → ドキドキ+ワクワク =未知の世界への不安と期待が入り混じっている感じ
経験のある不安 → ドキドキ+ハラハラ =大体の予測ができるので対応策まで考案可
この2つは似ているようで全く別ものといってもいいくらいです。
経験が無いのでれば、結果はわからないですし結果を操作する可能率が高いといえます。
環境の変化の時こそ成長のチャンス ‼
不安と期待が入り混じっている時はプラスなことだけを伝え、決して先回りして結果を告げないでください。
ああなる、こうなるという不安な結果を告げられたり、いじめられてるの?など
マイナスな予想を告げられては、やる前からやる気も喪失してしまいますから。
ユーモアポジティブシンキング思考 でかためてあげることがポイント ‼
親がドドーーンと構えていることが子どもは何より安心します。
情報が多い現代は賢い方も多く、そのため先に頭で考えてからの行動というパターンになりがちです。
頭で考えてからの→行動 となれば Aggressive になれず = 行動範囲が狭くなり、チャンスも減ってしまう ということになりかねません。
前回記載した、失敗体験の機会が減ってしまうことになりますね。
まずは行動してみて、問題が起きたらその時に考えて対応する・・・子どもから若い世代までは
その方が今後の長い人生において得るものが多いんじゃないかなぁと感じます。
~転校・編入した場面~ 小学・中学生のケース
A母 「明日の準備したの?」
B母 「明日の準備するの?しないの?」
A子 「まだやってない」
B子 「する」
A母 「準備しておいてあげたわよ」
B母 「そうだね」
A子 「うん」
A母 「いってらしゃい、困ったことがあれば先生にいうのよ」
B母 「元気ハツラツ いってらしゃーい」
A母 「○○持った? 忘れ物ないの? 一人で行ける?」
B子 「いってきまーす」
A子 「うん・・・いってきます」
B母 「グットラック 」( ᐛ )و
A子 「ただいまー」
B子 「ただいまー」
A母 「どうだった? 先生は? 友達は?」
B母 「おかえりー」
さてさて、A母とB母どうでしょうか・・・
なんとなくA母からは心配が伝わってくる感じですよね。
しかしB母も心配な気持ちは同じです、親ですから心配しない訳がありません。
きっとB母は心配な気持ちがありながらも、
がんばってこい、あなたなら大丈夫よ‼
という応援の気持ちが強いような感じがします。
心配なあまり子どもに質問攻めにしてしまう親御さんがいますが、それは✖ダメです。
心配されるようなことなんだと暗示にかかってしまう可能性があります。
先生、何も言ってくれなかったの? 一言もしゃべらなかったの? などの言い方をすれば
先生やクラスメイトをマイナスに感じてしまうかもしれません。
心配な気持ちがある時こそ、少し美味しいものや好物をつくってあげ食事をしながら 何気ない話をする中で、もし困ったことや嫌なことがあったとの話があれば、まずは子どもが言ったことと同じことを言い、受け止めて 「○○だったんだね、そうかぁ」
そしてそのことに対しては、ポジティブにとらえられるような回答をしてあげて見守ってみるがいいかと思います。
困ることや不安・緊張するイレギュラーな場面ほどプラスになる経験なので、すぐに手や口を出さず
応援する気持ち・ワクワクな気持ちでわが子がどうするのかをじっくり見てみてください。
子どもが本当にピンチになれば、親は必ず気づき感じるはずです。
大抵の心配事や悩みは、美味しいものを楽しく食べて、笑って、寝れば蓄積されないものです。
また新たな土地で買い物など子どもといった際に、積極的に挨拶したり話しかけていく姿を見せてあげてくださいね。
実体験遊びや経験が少ない子は、新たな環境に対し弱い傾向がみられます。
以前の記事にも記載していましたが、乳幼時期からの様々な実体験遊びや失敗体験は
環境の変化に対しての順応性が高くなるということを忘れないでいてほしいです。
『 変化無しに成長、進化はできない 』 名言かっ ‼
新天地では習い事もオススメです。
学校だけのつながりではなく別なつながりをつくっておくことで、親子ともに多くの情報を得ることもできますし、気が合う友人と出会う確立があがるからです。
* おまけ *
お子様のイヤイヤ期・思春期突入前にみてもらいたい動画、必見です ‼
【ハナコ】#59「待ちわびた反抗期」