ラベンダーの効能
-lavender -
安眠効果が高く、優しく癒される香り(フローラル系)
ヨーロッパの山地に生息しているハーブで、精油はリラックス効果が高く安眠効果があることで有名です。
作用が穏やかで用途が広く、アロマテラピーでもっともよく使われるもののひとつです。古代ローマでは傷の手当にこのハーブを浴槽に入れえ沐浴していました。ヨーロッパでは肌着入れにラベンダーの花穂の入ったサシェを入れて、虫よけにしていました。
🌿 学名/ Lavandula offisinalis
🌿 科名/シソ科
🌿 抽出部位/花、葉
🌿 抽出方法/水蒸気蒸留法
🌿 主な産地/フランス、ブルガリア、イギリスなど
🌿 主な作用
駆風、血圧降下、抗アレルギー、抗ウィルス、抗炎症、抗真菌
細胞成長促進、殺菌、消毒、鎮静、鎮痙、鎮痛、通経
デオドラント、発汗、癒傷、利尿
リナロールは殺菌、免疫力向上の作用がある。酢酸リナリルは自律神経調整、申請、鎮痛、抗炎症など作用があり、含有率が高くなるほど、香りが甘くなる(注:フランス産の場合)
🌿 香りの特徴
さわやかな酸味と、クリアで軽さのあるフローラルな香り
ノート:ミドル、香りの強さ:中
🌿 相性の良い精油
安眠には、心の疲れを癒すオレンジ・スイートやカモミール・ローマンとのブレンドがおすすめ。
ベルガモットとのブレンドは、パニックやヒステリーを鎮めるのに良い
🌿 注意事項
妊娠中は芳香浴以外の使用を避けること。低血圧の人は催眠作用が働きするぎることがあるので、車の運転など、集中力を要する作業の前は使用しないよう注意が必要
🌿 購入のポイント
3mlで600~1000円位。フランスのプロバンス地方産のものが、香りも品質ももっともよいとされている
🌿 おすすめの使用法
芳香浴、入浴、トリートメント、ヘアケア、スキンケア
こんなときにおすすめです
❤ リラックスしたいとき、安眠したいときに
自律神経のバランスを整える作用ががあり、不安やストレスを抱えてた心を癒して、深くリラックスさせるのに有効です。また、脳内物質のセロトニンの成分を促すことにより、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌も促進されるため、不眠にもすぐれた効果を発揮します。
💪 頭痛、筋肉痛、月経痛などに
筋肉を弛緩させる作用や、痛みを鎮める作用、痙攣を抑える作用があります。頭痛や筋肉痛、胃痛、月経痛などの症状の緩和にも有効です。免疫力を高める働きもあり、感染症の予防にも役立ちます。
★ やけどや傷の手当、湿疹や皮膚炎にも
抗炎症作用や殺菌・消毒作用、癒傷作用、細胞成長促進作用などがあり、傷の治りを早めます。特に軽いやけどの応急手当に優れた効果を発揮します。痛みが治まり、跡が残りにくくなります。ほかにも、手荒れや靴ずれ、マメ、虫刺されの手当にも有効です。妊娠線の予防・ケアにも役立ちます。
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