「体がサビる酸化」と「体がコゲる糖化」が同時に起こる「糖化酸化反応」は老化の最元凶!

今や、老化の原因は「酸化」「糖化」「炎症」だとわかり、製薬会社や化粧品会社でも研究や開発が進んでで、抗酸化、抗糖化、抗炎症のサプリメントや化粧品などが販売されるようになってきています。

 

けれど、まだまだ多くの方は老化の原因が「酸化」「糖化」「炎症」だと知らない・・・、

あるいは知っていても、

具体的に酸化するとどうなるのか?

糖化するとどうなるのか? 

炎症が起こるとどうなるのか?

を知らずに自ら進んで酸化、糖化、炎症を招く生活しているのが現状です。

 

前回の記事では、老化の原因の中でも最も恐ろしい「糖化」についてご紹介しました。

 

今回は、もう少し詳しく「老化のメカニズム」についてご紹介したいと思います。

 

酸化は体のサビであり活性酸素が原因

 

酸化とは?

物質に酸素が結合する反応になります。そのため体に起こる「サビ」といわれています。

 

大気中には20%の酸素が含まれており、さまざまな外部からの刺激で、体内に活性酸素が発生します。

活性酸素とは、私たちが呼吸している大気中の酸素よりも活性化された酸素、およびその関連分子の総称のことですが、不安定でいろいろな物質を反応しやすい性質を持っています。

この活性酸素は、ひと昔前、老化の大敵だとして美容界では大きく取り上げられ、活性酸素を取り除く飲料水や化粧品などがブームになりました。

 

活性酸素が過剰に生まれると細胞を障害して「がん」「心筋梗塞」などの生活習慣病を引き起こすことがわかりましたが、同時に、人間の体にはこの活性酸素から体を守る抗酸化反応防御機構というものが備わっていることもわかっています。

 

しかし、活性酸素の産生が抗酸化反応防御機構を上回った状態を「酸化ストレス」と呼び、酸化ストレスが増えると老化が促進されることになります。

 

酸化ストレスを起こす原因となるのは・・・・

紫外線

大気汚染物質

たばこ

酸化した物質の摂取(古くなって酸化した油など)

過度な運動(長距離のマラソン等)

仕事のストレス

等があります。

 

これらの酸化ストレスが起こると、私達の体内では抗酸化反応防御機構のシステムが働くこととなります。

私達の生体内には、抗酸化反応防御物質が備わっており、これらが素早く働いて、酸化ストレスを取り除いて、私達の体が酸化するのを防いでくれるのです。

 

抗酸化反応防御物質は、

【生体内にある酵素】

① スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)

② カラターゼ

③ グルタチオンペルオキシターゼ

【食べ物に含まれる物質】

① ビタミンC

② ビタミンE

③ カロテノイド

(黄色や赤色の色素のことで、代表的なものにβーカロテンやリコピンなどがあります。βーカロテンは動物や人間の体内でビタミンAに変わります)

 

十数年前までは、この酸化が人間の老化の原因と考えられており、今でも多くの人が老化の一番の原因は酸化だと信じているのが現状です。

ところが、ここ数年の研究で「糖化によって生まれるAGEが酸化以上に老化に深く関与している」ことがわかってきたのです。

しかも、糖化反応が進むと酸化反応も同時に進行し、逆に酸化反応が進むと糖化反応も進むことがわかってきたのです。

 

つまり、酸化反応と糖化反応は同時に進むことが多いので、今では「糖化酸化反応」と呼ぶことが提唱されているのです。

 

糖化は体のコゲでタンパク質にブドウ糖が結合する反応

 

糖化とは?

タンパク質や脂肪にブドウ糖が結合する反応のことです。こちらは体に起こる「コゲ」と言われています。

糖化反応により、体の中にAGEという物質ができてきます。

糖化は、特に肌のシワやシミの最大の原因になり、美容の大敵ですが、がんや心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマー病、骨粗しょう症、高血圧症、糖尿病などさまざまな病気の原因にもなります。

 

つまり、AGEは、美容にも健康にも大きな被害を及ぼすことから「人類最大の敵」とも言われているんですよ!!

 

AGEは、AGEを多く含む食べ物を摂取することで体の中に溜まって行きます。

では、いったいAGEを多く含む食べ物とどのようなものでしょうか?

 

AGEは高い熱を加えた調理によって大量にできます。

具体的には肉や魚を「揚げる」「直火など高温で焼く」といった調理法では、生の状態の10倍以上もAGEが飛躍的に増えるので要注意です。

 

また、AGEはブドウ糖から生まれるので血糖値が上がる糖質、炭水化物をたくさん食べると増えます。

 

その他に喫煙や紫外線もAGEを増やします。

61歳の女性で露出している額と、していない太ももでAGE量は約4倍の差があるという研究データが報告されています。

これは紫外線によるAGE産生の差だと考えられています。

 

 

私たちの体はタンパク質でできている

 

老化の大敵である「酸化」と「糖化」について、簡単におさらいしましたが、中でも怖い「糖化」については、予防していくためにもタンパク質にブドウ糖が結合する反応だということを、しっかりと頭にいれておいてほしいのです。

 

タンパク質は私達人間の体のほとんどを構成する大切な成分です。私達の体は、水分と脂肪部分を除くとほとんどがタンパク質からできています。体はオールタンパク質メイドといえるのです。

 

なので、糖化を予防するには、体の構成物質であるタンパク質を減らすことは不可能なので、結合する「ブドウ糖」を減らしていくことが大切になってきます。

 

ここで、少しタンパク質について簡単に説明しておきます。

髪の毛や爪のケラチン、骨や肌のコラーゲン、筋肉の体タンパク質、血液のヘモグロビン、ホルモンとホルモンの一種であるインスリンなどは、すべてタンパク質になります。

良く聞くアミノ酸もタンパク質になります。

これらタンパク質の総重量は、体重の30から40%にものぼるといわれています。

 

タンパク質といえば、多くの方が肉や魚を思い浮かべると重もいますが、これらは食べてもそのまま体内で吸収されることはありません。

消化酵素という物質の働きによってペプチドという形になり、さらに小腸などで分解されてアミノ酸というタンパク質の最小の単位になるんです。

 

つまり、

① タンパク質・・・・数十個から数万個のアミノ酸で構成されている

② ペプチド・・・・数個から数千個のアミノ酸が連結している

③ アミノ酸・・・・タンパク質の最小単位

と形を変えるわけなんです。

 

その後、全身の各部位に運ばれて、目的ごとにタンパク質として再合成されて使われます。これらを作っているのは20種類のアミノ酸の組み合わせなんです。

 

アミノ酸には、2種類あり、

① 必須アミノ酸といって体内で合成できないアミノ酸

② 非必須アミノ酸といって体内で合成できるアミノ酸

に分かれています。

 

必須アミノ酸は、

BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)、ヒスチジン、リジン(リシン)、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン(トレオニン)、トリプトファン

です。

 

非必須アミノ酸は、

アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、システイン・シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン、チロシン

になります。

 

AGEが体に入る2つのルート

 

AGEは、フランスの科学者ルイ・カミーユ・メラールが発見したことを前回の記事で紹介しました。

メラールは、アミノ酸と糖質を一緒に加熱すると褐色になることを発見したため、おいしそうな焼き色のことを、メラールの英語読みからとって「メイラード反応」と呼んでいます。

 

このおいしそうな焼き色のメイラード反応には、AGEが大量に発生しています。つまり、焼き色がつくくらい高温調理するほどAGEが増えるということです。なので焦げた肉などはAGEの固まりということになります。

 

AGEは食べることで体内に取り込まれますが、もう1つ、体内の糖質とタンパク質が体温で熱されて結びつくことによっても生成されます。

 

つまりAGEができるルートは

① AGEを多く含む食品を食べる

② 体の中で余分な糖が体温で熱されて体の成分であるタンパク質と結びつくことによりできる

の2つがあるということを知っておいてください。

 

AGEは体に吸収されて溜まると、なかなか体外に排出されません。

そして体のあらゆるところに溜まって、組織を壊し、老化の原因となります。

AGEを溜めないようにするためには、まずAGEを含む食品をたべないことと、体の中でAGEを作らないようにするため糖質の摂り過ぎに注意する必要があるということになります。

 

できるだけ生に近い状態で食べるのがベスト

AGEは同じ食品であっても、調理法によって含有量が変わってきます。

高温調理が一番AGEを多く発生させることをお話しましたが、ということは、言い換えれば生が一番AGEが少ないということになります。

AGEが少ない調理法の順番は

生 → 煮る → 蒸す → 焼く → 揚げる

になります。

 

魚であれば、焼いたり、揚げたりするより、生で食べるお刺身がベストということになります。

 

食品から摂取したAGEは、ほとんどが消化の際に分解されます。けれどそのうち10%は体内に吸収され、さらに0.6~0.7%は体内の蓄積されると考えられています。

 

微量であっても毎日食事を食べるごとに蓄積されていきます。

微量であっても油断はできないのです。

毎日の食事でできるだけAGEを摂らないように調理法に気を配ることが大切です。

ステーキであれば、十分に焼くのではなく、さっと焼いたレアに近い状態が良いということになります。

 

AGEは、KU(キロユニット)という単位で表され、1日の上限は700~1万KUになります。

 

高AGEの食品としては、

1位 バーベキューチキン 約16600KU/100g

2位 ベーコン(焼く) 約11000KU/13g

3位 フランクフルトソーセージ(5分焼く) 約10143KU/90g

4位 鶏皮もも肉皮つk(焼く) 約10030KU/100g

5位 ビーフステーキ(オリーブオイルで焼く) 約9050KU/ 90g

6位 チキンカツ(鶏むね肉皮つき25分揚げる) 約8965KU/90g

7位 豚カツ 約7600KU/100g

8位 チキンナゲット 約7764KU/90g

9位 ピザ 約6825KU/100g

10位 フランクフルトソーセージ(7分ゆでる) 約6736KU/90g

などがあります。

 

ベーコンは13gで約1万1000KUであり、フランクフルトソーセージ(90g)も5分焼くだけで1万KUを超えてしまいます。

こうして数字で見ると恐ろしいですよね~。

できるだけAGE含有量の少ない食品を食べましょう!!

 

 

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さらに、同じくポリフェノールの一種であるポリメトキシフラボノイドには、血糖値を下げ、糖化を抑制する作用が確認されています。また、ポリメトキシフラボノイドについては、すでに抗糖化の成分特許も取得しております。

【学術論文】

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当店では腸活指導や食事指導、糖質中毒から抜け出す方法などの指導をヘルスコーチの日本人店長が行っております。

📍RENE JAPAN BEAUTY & HEALTH
【通称名】@バンコクRENEスパ
【住所】Bangkok, 102/14 soi University of the chamber of commerce.Dindaeng
【電話】 095 964 8484
【LINE】rene8484
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